自転車旅行 in 静岡 【4日目】

  • 2012.08.23

※この日記は2012/08/20の日記です。

4日目です。


天気は晴れ。
天気に恵まれています。



この日のスケジュールは下記の通り。


・午前中は電車とバスで白糸の滝に行く。
・お昼は富士から自転車で西伊豆にある堂ヶ島の旅館に行く。



富士駅からJR身延線で富士宮駅に行き、バスで白糸の滝に向かいます。
バスは30分くらい。


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到着。

「白糸の滝」停留所から入口があるとは思えない道を進んでいくと、
「白糸の滝への近道」と書かれた看板が出現。
バス停から歩いて約5分後、白糸の滝にたどり着きました。

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多分、僕が今まで見た滝の中で一番美しいと思います。
水がとても綺麗です。

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正式な出入口を目指して進みます。


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音止の滝です。轟音が響いていました。



バスと電車で富士駅に戻り、富士駅周辺で昼御飯を食べることにしました。

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しかし、お昼もシャッター商店街…。
飲食店が見つからなかったので、諦めて自転車で堂ヶ島に向かうことにしました。


★☆★富士駅から戸田港までのルート★☆★


この日記をちゃんと読んでいる方は、あることに気付くと思います。
2日目の夜にバーのお客さんから「沼津から土肥行きのフェリーに乗ったほうが良い」
というありがたい情報を得ているにも関わらず、フェリーに乗りませんでした。
理由は「70~80kmなら余裕でしょ!海を眺めながら走りたいし!」というノリだったから。

しかし、この後、とんでもない地獄を見ることになります。




駿河湾沿いを自転車でひたすら進みます。
国道414号線は歩道が狭いです。

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ここが分岐点。県道17号線を走ります。


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海を眺めながら走ると気持ち良いです。


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富士山です。やっと見れました。




途中で「あわしまマリンパーク」で休憩。
かき氷を食べて出発。

短いようでとても長い道のりが続きます。



「景色は良いし、信号が少ないから気持ち良い。
でも、全然進んでないような気が…。」



そして、ついにフェリーに乗らなかったことに
後悔することになります。


大瀬海水浴場から戸田港までの道のりがとてつもなくキツイのです。
アップダウンが半端じゃないです。
上りは自転車を押して歩かないと進めないくらい急だし、
山の中だし、休憩できる場所も少ないのです。


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富士山をバックに記念撮影。
時間は既に午後6時。だんだん暗くなっていきます。



大きな山を必死に上り、下りは自転車で飛ばします。
時速40km/hくらい出てました。
急カーブが多いので、対向車に気を付けてスピードを落として慎重に走ります。

「もう上り坂は無いでしょ」と思っていたら、再び急な上り坂が出現。
目的地までまだまだなのに、絶望的な気持ちになり始めます。


そんな状況でも写真撮影は忘れません。


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煌めきの丘で富士山が見れました。
美しい景色です。良いビューポイント。
苦労した甲斐がありました…。


しかし、絶望的な状況に追い込まれます。
午後7時半頃、山の中で完全に真っ暗になりました…。
しかも、まだ戸田港にすら着いていない。



「フェリーで土肥まで行けば良かった。なんで地図で地形を確認しなかったんだ…」



距離とルートしか調べない馬鹿はこういう目に遭います。行き当たりばったり。
街灯、歩道なんてありません。たまに車も通ります。危ない、危なすぎる…。



午後8時頃、ようやく戸田港にたどり着きました。
グーグルマップでこの先の道を見てみると、山の名前が…。
ヤマザキショップというコンビニの店員にこの先の道について
尋ねてみることに。


Fuma「すいません、自転車で堂ヶ島に向かっているのですが、
   この先の道は暗くて険しいのでしょうか」


店員「えっ、自転車!? 頑張るわねー。でも、この先も険しいし、暗いよ!」


予想通りでした…。
自転車でこれ以上先へ進むのは危険と判断し、
今後のプランを考え直すことにしました。
すると、旅館から電話が。
「今、どちらにいらっしゃいますか?」という電話でした。
旅館はビジネスホテルと違って、いつまでもチェックインを待ってくれるものではありません。


Fuma「今、戸田にいます。自転車です。」

旅館の人「自転車ですか…。もし、よろしければ車で迎えに行きますが、
   自転車は折りたためますか?」

Fuma「折りたためないです。自転車は27インチです。」

旅館の人「大きな車が無いので、積めないですね…。」

Fuma「他の交通手段を検討してまた連絡します」


「迎えに行く」という言葉に驚きました。
良い人だ!良い人すぎる!しかし、自転車は積めない…。
旅館に迷惑をかけるわけにはいかないので、いくつか手段を考えました。


(1)タクシーに自転車を積んで旅館に向かう。
(2)自転車を戸田に置いて迎えに来てもらう。
(3)旅館をキャンセルして戸田に泊まる。



(2)(3)を選ぶと、今後のプランに支障が出ます。
堂ヶ島はこの旅で一番楽しみにしていた観光地です。
堂ヶ島周辺を自転車で走ったほうが効率良く被写体を探せるような気がしたのです。
田舎すぎて他の交通手段は期待できないですし。


危険と判断したくせに、諦めが悪い僕は(1)を選択。
交通会社に電話してみましたが、「自転車を積むのは無理」と言われました。
まあ、そうですよね。


戸田港で携帯をいじっていると、電話で話した交通会社の方が話しかけてきました。



交通会社の人「さっきの電話、お兄ちゃんだよね?
       今からフェリーで土肥まで行くけど、乗って行くかい?」


奇跡です!
この日は土肥で花火大会があったので、会場行きのフェリーを運行していたのです。
2000円で特別乗せてくれました。もちろん、自転車も一緒です。

乗船すると、こんな会話が聞こえてきました。




子供「あのお兄ちゃん、なんで自転車持ってきてるの?」

子供の母親「さあ…、パンクでもしたのかしら」





パンクしてません…。




15分後、土肥港に到着。
静岡県民に感謝し、再び自転車で爆走します。
花火を観る余裕は1秒もありません。



★☆★土肥港から旅館までのルート★☆★


「この先の道はあまり険しくない」とのことなので、安心して走りました。
暗い山道ではありますが、確かに街灯や建物がポツポツあるのでマシなほうです。
しかし、再び絶望的な状況に追い込まれます。




街灯が無い真っ暗な山の中。


急な坂道。


さらに、「ウキャー!ウキャー!」という動物の鳴き声が…。








「どうしてこうなった…」




危険を感じ、全力で走りました。
午後10時頃、ついに堂ヶ島の近くの旅館に到着。
長かったです。


晩御飯を食べていなかったのでお腹が空いていましたが、
コンビニはすぐ近くに無いらしく、車で5分のところにあるとのこと。
僕はもう走る元気が無かったので、炭酸ジュースとビールで空腹を
紛らわすことにしました。


旅館は古くて小さなところですが、部屋は広いです。
山の中なので、虫をよく見かけました。
自分の部屋の入口にゴキブリにそっくりな虫(本物かもしれない)がいましたが、
「疲労のせいで幻が見えているに違いない」と思い込んでスルー…。

今後の予定を考え直し、寝ました。



これで4日目は終了です。
最も危険で過酷な1日だったと思います。
「もう二度と自転車で伊豆は走らない」と誓いました。


つづく


【4日目のデータ】
・富士駅から白糸の滝までの所要時間:約1時間(待ち時間含む)
・富士駅から堂ヶ島までの所要時間:約9時間
・宿泊費:6825円
・食費:約1500円

↓以下はサイクロコンピュータのデータ↓
・走行距離:79.35km
・走行時間:5時間10分09秒
・平均速度:15.3km/h
・最高速度:45.9km/h
・消費カロリー:919kcal
・CO2削減量:11.9kg